大手予備校が公表する最新入試データにおいて、高崎健康福祉大学の偏差値は学部・学科により37.5から50.0前後のレンジに分布しています。総合大学としての規模を誇りながらも、各学部が明確な専門職養成を掲げているため、単純な難易度数値だけでは測れない実質的な選考倍率が存在します。
最高峰の難度を維持しているのが、看護師・保健師を養成する看護学部(保健医療学部看護学科)で、一般選抜の偏差値は47.5〜50.0を推移しています。地元群馬県内の前橋赤十字病院や高崎総合医療センターといった基幹病院への就職実績が抜群であり、公立大学の看護学科を志望する受験生の併願先としても定着しています。一方、6年制の薬学部は偏差値42.5〜47.5程度となっており、全国的な薬学部再編の潮流の中で堅調な志願者数をキープしています。
理学療法士を目指す保健医療学部の理学療法学科は45.0前後、管理栄養士や社会福祉士を養成する健康福祉学部は37.5〜42.5、そして私立大学では全国的に珍しい農学部は40.0〜45.0近辺で安定しています。入試倍率は一般選抜前期で1.5〜2.5倍、総合型選抜や学校推薦型選抜では2倍を超える学科も珍しくありません。「偏差値だけを見れば中堅だが、入学後の学習カリキュラムは上位校に匹敵する」という予備校関係者の評は、まさに本学の構造を的確に表しています。