作品を巡る歴史の中で、避けて通れないのが制作体制の変遷と騒動だ。事業主体のKADOKAWA、放送局であるテレビ東京、そして実際の映像制作を手掛けたヤオヨロズ。この3者の間で生じた方向性の乖離は、当時ファンに大きな衝撃を与えた。
元来、アプリ・コミック・アニメ・グッズを一斉展開する巨大なメディアミックスプロジェクトとして始動した本企画。だが、アニメ版が独自の解釈と演出によって予想外の歴史的ヒットを記録したことで、版元と現場のスタンスのギャップが表面化した。この出来事は、ヒット作におけるクリエイターの権利と商業的コントロールのバランスという、エンターテインメント業界全体の課題を浮き彫りにした。