「朝まで降っていた雨が止んで晴れ間が出たから、交通ランドへ行こう」――実はこの判断が、現地で最も多くの親子を失望させている典型パターンです。
大芝公園交通ランドのゴーカートは、エンジン付きの本格的な車両構造を採用しています。一般的な遊園地のレール固定式アトラクションとは異なり、アスファルト路面の上をゴムタイヤで疾走するため、雨天時は即座に運行が全面見合わせとなります。小雨や霧雨の段階でも、操縦系統やブレーキの制動力低下によるスリップ事故を防ぐ目的で運行中止の判断が下されます。
さらに盲点となるのが「路面乾燥待ち」のタイムラグです。雨が完全に上がり、頭上が青空に変わったとしても、蛇行するコースの上に水たまりや湿り気が残っている限り、安全基準により運行再開の許可は出ません。日陰が多いコースセクションでは路面が完全に乾くまで1〜2時間を要することも珍しくありません。空模様が怪しいケースや雨上がりのタイミングでは、自宅を出発する前に広島市みどり生きもの協会等の管理窓口へ当日のコース稼働状況を一本電話確認することが、無駄足を避ける唯一の防壁です。