ムカデに刺されたら冷やすのは絶対Ng?43℃の温熱療法と正しい応急処置

ムカデに刺されたら冷やすのは絶対Ng?43℃の温熱療法と正しい応急処置

ムカデに刺されたら冷やすのは絶対Ng?43℃の温熱療法と正しい応急処置について押さえておきたい 事実を分かりやすく解説いたします。

ムカデ咬傷による症状は、噛まれた直後の「急性期」と、翌日以降に現れる「遅延期」でメカニズムが大きく異なります。経過時間に応じた身体反応と、推奨される薬剤・処置の基準を以下の表に整理しました。

経過フェーズ主症状と体内動態推奨される対処法・薬剤編集部の臨床的見解受傷直後〜30分
(急性毒性期)激痛、灼熱感、局所の軽度発赤。
セロトニン・ヒスタミンによる神経直接刺激。43℃〜45℃のお湯で洗浄
石鹸によるアルカリ洗浄この初期30分の温熱処置の成否が、その後の痛みの重症度を8割方決定づける。1時間〜半日
(局所炎症期)ズキズキする拍動痛、腫れ、熱感。
毛細血管の透過性亢進による浮腫。強めの市販ステロイド外用薬
(ムヒアルファEX、ベトネベート等)温熱処置完了後は再度温めず、患部を清潔に保ち安静にする。受傷翌日〜3日
(遅延アレルギー期)患部周辺の硬結、水疱、猛烈な痒み。
免疫グロブリン・リンパ球による過剰反応。ステロイド軟膏の継続塗布
抗ヒスタミン内服薬(アレグラ等)掻き壊しによる二次細菌感染が最も多発する時期。冷湿布での鎮静も選択肢。全身異変時
(アナフィラキシー)呼吸困難、全身蕁麻疹、血圧低下、
意識混濁、冷汗、嘔気。即座に119番通報(救急要請)
エピペン所持者は自己注射過去にムカデやハチに刺された経験がある人は特に感作されている確率が高く危険。
田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。