茨城県のご当地麺料理として不動の地位を築くスタミナラーメンの歴史は、1970年代から1980年代初頭の勝田市(現・ひたちなか市)に始まります。当時、日々の勉学や部活動に励む学生たちへ「安価で栄養価が高く、腹一杯になるラーメンを食べさせたい」という創始者の想いから開発されました。高価な肉の代わりに新鮮な豚レバーを使い、旬の野菜であるカボチャやキャベツを組み合わせ、とろみのある甘辛餡で仕上げた一杯が全ての原点です。
その創始者の元で修行を積み、正統な味と技を受け継いで独立したのが「スタミナラーメン松五郎」です。水戸市袴塚へと拠点を構えて以降、茨城大学の学生をはじめとする地元住民のみならず、遠方から訪れるラーメンフリークの胃袋を掴み続けてきました。松五郎の存在こそが、単なるローカルフードにとどまっていたスタミナラーメンを、茨城を代表する食文化へと押し上げた立役者であるといえます。