マルサン久喜店の中は、常に活気に満ちている。マイクを持った店員が「はい、今からこのメロン、半額にします!」と叫べば、ドッと人だかりができる。静かにカートを押して歩く一般的なスーパーとは対極にある、昭和の市場のような熱量がそこにはある。
この「何が起こるかわからないワクワク感」こそが、多くの人々を引きつける理由だ。単に生活必需品を買いに行くだけの場所ではなく、行くこと自体がイベントであり、一種のレジャーになっている。ネットスーパーや宅配サービスが普及した現代だからこそ、このリアルな泥臭さとライブ感が、人々の心を捉えて離さないのだろう。