この特別版が語り草となっている最大の理由は、出演者の豪華さと抜群のバランスにあります。当時の『おかあさんといっしょ』を牽引していた黄金世代のメンバーがフルキャストで出演しています。
歌唱を担当したのは、第12代うたのお兄さん・花田ゆういちろうさんと、第21代うたのお姉さん・小野あつこさん(ゆうあつコンビ)。劇団四季出身のゆういちろうお兄さんが見せる繊細なビブラートと情感豊かなファルセット、そして武蔵野音楽大学大学院出身のあつこお姉さんが奏でる透明感あふれる高音が見事に重なり合いました。サビのユニゾンから掛け合いに至るまで、極上のミュージカルを鑑賞しているかのような鳥肌もののハーモニーを響かせています。
さらに、第12代体操のお兄さん・福尾誠さん(まことお兄さん)と、初代体操のお姉さん・秋元杏月さん(あづきお姉さん)の身体能力を活かしたアクロバティックなキレのある動きも見逃せません。そこに人形劇『ガラピコぷ〜』のチョロミー、ムームー、ガラピコが加わり、緑豊かなロケーションと明るいスタジオを舞台に、画面全体から幸福感が溢れ出す奇跡的なコラボレーションが実現しました。