睡眠に対する社会的な関心の高まりとともに、急成長を遂げているのがスリープテック産業である。スマートウォッチや睡眠分析アプリ「Sleep Cycle」などのツールが普及したことで、一般個人でも自身の睡眠ステージや中途覚醒の回数を詳細に把握できる時代が到来した。
Sleep Cycleが蓄積した膨大なデータによれば、日本人は諸外国と比較して睡眠時間が短いだけでなく、夜間の浅い眠りや中途覚醒の発生率が非常に高いことが鮮明になっている。スリープテック産業は単なる測定器具にとどまらず、AIを活用した室内環境制御や個人の生体リズムに合わせた睡眠改善ソリューションを提供しており、テクノロジーを活用した客観的な状態把握が普及しつつある。