Q1:11月中旬に収穫したキウイを室温に置いていますが、1ヶ月経っても硬いままです。どうすれば柔らかくなりますか?
A1:キウイ単体では自身の微量なエチレンだけでは追熟のスイッチが入りにくい性質があります。また室温が10℃前後に冷え込んでいる場合も酵素が働きません。暖房の効いた部屋(18〜20℃前後)に移し、バナナやりんご(王林など)と一緒に密閉ポリ袋に入れて3〜7日様子を見てください。劇的に軟化が進みます。
Q2:収穫前にうっかり強い霜に当ててしまいました。もう食べることはできませんか?
A2:一度完全に凍結してしまった果実は、細胞が破壊されているため生食用の正常な追熟は望めません。指で押してすでにぶよぶよになっている場合は内部が変色している可能性が高いです。まだ硬さが残っている段階であれば、直ちに全量を収穫して皮を剥き、果肉の状態を確認したうえで、砂糖を加えてキウイジャムや果実酒、加熱用ソースとして早急に加工消費することをおすすめします。
Q3:樹上で果実が自然に柔らかくなって落下しました。これは完熟ですか?
A3:完熟ではなく、生理落果または老衰による過熟崩壊です。キウイは健全な状態であれば樹上で自然に柔らかくなることはありません。落下した果実は内部でアルコール発酵が進んで異臭がしたり、病原菌が繁殖していたりすることが多いため、生食は避けてください。
Q4:収穫に適した糖度(6.5度以上)を、糖度計を使わずに見極める裏ワザはありますか?
A4:果実を1つだけ犠牲にしてナイフで横半分にカットしてください。中心の白芯の周りにある種子が「全体的に真っ黒」になっていれば、デンプン蓄積が完了して糖度基準(6.5度以上)に達しているサインです。種子がまだ白や薄茶色のものが混ざっている場合は、収穫にはまだ早すぎます。