事件直後、最も議論を呼んだのは、成人した息子の犯行に対して父親である橋爪功がどこまで責任を負うべきかという点だった。日本のメディアは、容赦なく父親のコメントを求め、記者会見を迫った。結果として橋爪功は仕事を一時休止せざるを得なくなり、公開を控えていた映画のプロモーションにも甚大な影響が出た。
海外のメディアから見れば、この「親の連座責任」を問う風潮は極めて奇妙に映る。個人主義が浸透している欧米では、成人した子供の犯罪は本人の問題であり、親のキャリアが脅かされることは稀だからだ。しかし、日本では世間の同調圧力と「身内の恥」を許さない文化が、今もなお強く根付いている。