日常の生活で直面しやすい強いかんしゃくやクレーン現象に対しては、子どもの特性に合わせた関わり方を工夫することで、親子のストレスを大幅に軽減できます。
【激しいかんしゃくへの対処法】
子どもがパニックを起こしている最中は、言葉で言い聞かせようとしても耳に入りません。まずは周囲の安全を確保し、刺激の少ない静かな場所に移動させます。落ち着いたタイミングで「悔しかったね」「もっと遊びたかったね」と子どもの気持ちを短い言葉で代弁し、受け止める姿勢を示します。また、予定の変更がある場合は、イラストや写真カードを使って「次はこれをするよ」と視覚的に予告する工夫が極めて効果的です。
【3歳児のクレーン現象への対応】
大人の手をつかんで冷蔵庫や棚に持っていくクレーン現象は、子どもなりの「要求の手段」です。無理に手を引っ込めるのではなく、「ジュースが飲みたかったのね」「開けて、だね」と、子どもが伝えたかった言葉を大人が代わりに発声してあげることで、徐々に言葉や指差しによるコミュニケーションへと移行を促します。