アート作品の幻想的な余韻に浸りながら順路を進むと、突如として雰囲気が一変する。そこに現れるのは、往年の名作映画やドラマに登場したモデルガンやプロップガンがずらりと並ぶ、圧巻のミリタリー展示コーナーだ。
ガラスアートとモデルガン。一見すると対極に位置するふたつの要素だが、これこそが本館の個性を決定づけている。館長自らが長年かけて収集した激レアなコレクションは、ガンマニアはもちろん映画ファンにとっても涙もののラインナップ。職人の「手仕事」と「細部へのこだわり」という共通項で結ばれたこの意欲的な展示は、館の奥深い懐の深さを物語っている。