たけのこのアク抜き完全攻略|米ぬか不要の裏ワザと失敗防ぐ茹で方

たけのこのアク抜き完全攻略|米ぬか不要の裏ワザと失敗防ぐ茹で方

たけのこのアク抜き完全攻略|米ぬか不要の裏ワザと失敗防ぐ茹で方に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。

普通鍋で1時間以上火の番をするのが難しい多忙な世帯にとって、心強い味方となるのがたけのこのアク抜き 圧力鍋の活用です。高圧密閉環境を作ることで、沸点を約110〜120℃まで引き上げ、細胞組織を瞬時に緩めて内部のシュウ酸を排出させます。

圧力鍋を用いる場合、米ぬかを入れると粘性によってノズル(蒸気ノズル)が目詰まりを起こし、破裂事故のリスクが生じます。そのため、米ぬかではなく「生米(大さじ2)」または「お茶パックに入れた米のとぎ汁上澄み」を使用するのが安全上の絶対ルールです。加圧ピンが上がってからの弱火加圧時間は10〜15分で十分。火を止めた後はピンが自然に下がるまで放置(自然減圧)します。

一方で、時間をかけて茹でたにもかかわらず「口の中がピリピリする」「苦味が抜けていない」という事態が起こります。ネット上でも頻発するたけのこのアク抜き 失敗 理由のトップは、茹で上がった直後に急いでザルにあげ、冷水で急冷してしまうことにあります。

アク(シュウ酸・ホモゲンチジン酸)は、高温のゆで汁の中で組織から抜け出しますが、冷めていく緩やかな温度低下(約60℃〜40℃)の過程で、汁の中のカルシウムやデンプンと結合し完全に無害化されます。茹でたてをすぐ引き上げてしまうと、抜けきらなかったアクが組織内に閉じ込められてしまいます。「ゆで汁に浸したまま半日(完全に冷めるまで)室温で放置する」という冷却プロセスの省略こそが、失敗の9割を招いているのです。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。