Q1:日本国内でシドニージョウゴグモが見つかった場合、どこへ連絡すべきですか?
A1:万が一、輸入貨物や荷物からそれらしきクモを発見した場合は、決して素手で触らず、可能であれば容器等で安全に捕獲・密閉した上で、最寄りの自治体の環境部局、保健所、または警察・消防へ通報してください。特定外来生物の疑いがある生体として専門機関が同定を行います。
Q2:日本の医療機関にはシドニージョウゴグモの血清は常備されていますか?
A2:日本国内にはシドニージョウゴグモが定着していないため、全国の一般的な病院に抗毒素血清が常時ストックされているわけではありません(セアカゴケグモの血清等は一部備蓄あり)。そのため、まずは圧力固定法による全身への毒素拡散防止が最も重要となります。
Q3:日本固有の「ジグモ」や「タナグモ」と見分ける方法はありますか?
A3:日本の庭先で見かけるジグモやクサグモ、タナグモも地表付近に巣を作りますが、これらは人命に関わる猛毒を持っていません。シドニージョウゴグモは頭胸部に強い漆黒の光沢があり、刺激を受けると前脚を大きく振り上げて牙から毒を垂らす特徴的な威嚇行動をとります。見分けがつかない場合は、むやみに素手で触れないことが鉄則です。