妊娠検査薬が感知するのは、受精卵が子宮内膜に着床した後に胎盤の絨毛組織から分泌される「hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」という特有のホルモンです。このhCGは着床(受精から約7〜10日後)を経て尿中に分泌され始め、妊娠週数の進行とともに急激に分泌量が増加します。
市販されている検査薬は、感知できるhCG濃度の閾値によって「一般用」と「早期用」の2つに大別されます。自身がどちらのタイプを使用しているのかを把握することが、正確な判定への第一歩となります。
身体に変化を感じるいわゆる「妊娠初期症状 いつから始まるのか」という疑問について、産婦人科医の臨床データでは受精から約3週間後(妊娠4〜5週頃)に微熱、下腹部の張り、眠気、着床出血などを自覚する人が約半数存在します。しかし、これらは月経前症候群(PMS)とホルモン作用が酷似しており、自覚症状だけで妊娠を断定することは医学的に不可能です。