椎名恵「Love Is All」誕生秘話!原曲の真相と現在の活動

椎名恵「Love Is All」誕生秘話!原曲の真相と現在の活動

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1986年10月からTBS系列で放送された大映テレビ制作のドラマ『おんな風林火山』。甲斐の武田信玄の息女・松姫(演:鈴木保奈美)の波乱に満ちた生涯を描いた本作は、戦国乱世の権謀術数と悲壮な純愛を重厚なタッチで描き、視聴率競争で大きな注目を集めました。そのオープニングをドラマティックに彩ったのが、椎名恵の3rdシングル『LOVE IS ALL 〜愛を聴かせて〜』(1986年11月5日発売)です。

当時、大映ドラマの主題歌といえば、前年に社会現象を巻き起こした『ヤヌスの鏡』の主題歌『今夜はANGEL』で鮮烈なデビューを飾った椎名恵の代名詞となっていました。洋楽の骨太なロックやバラードにドラマの世界観を投影した日本語詞を乗せ、劇的なストリングスアレンジとベルティング唱法で歌い上げるスタイルは、当時の音楽シーンにおいて唯一無二の存在感を放っていました。

『おんな風林火山』の制作サイドが求めたのは、過酷な戦火の中で散っていく武将たちと、過酷な宿命を背負いながら愛を貫くヒロインの魂の叫びでした。そのオーダーに見事に応えたのが本作です。発売直後から有線放送へのリクエストが殺到し、オリコン週間チャート最高36位ながら約1年間にわたってチャートインし続ける息の長いセールスを記録。1987年の全日本有線放送大賞で新人賞を受賞するなど、彼女の実力を世に知らしめる決定打となりました。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。