彼女の洗練されたビジュアルが全国的なブームを巻き起こしたきっかけとして、2010年代前半のドラマ作品群を外すことはできません。特にフジテレビ月9枠で大ヒットを記録した『リッチマン, プアウーマン』は、彼女の垢抜けが完成へと向かう象徴的な作品となりました。軽快な恋愛コメディのテンポ感の中で見せる生き生きとした表情と、自身のアイデアを反映させた華やかなスタイルは、同世代の女性たちから絶大な支持を集めたのです。
ドラマの現場でも自らメイクを手掛け、役柄のパーソナリティに合わせて色味や質感を細かく微調整していたエピソードは有名です。ただ可愛いだけではない、役の感情に寄り添うメイク表現が、画面越しに圧倒的な説得力を与えていました。