旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)におけるグループの歴史を振り返ると、リーダーの決め方にはいくつかの明確なパターンが存在していました。TOKIOの城島茂さんやV6の坂本昌行さんのように最年長者が自然と就任するケース、あるいは嵐のようにバラエティ番組のジャンケン企画をきっかけに大野智さんが就任し、独自の空気感でチームを支えるケースなどです。一方で、KinKi KidsやKis-My-Ft2のように、あえてリーダーを定めないグループも存在しました。
では、なぜSexy Zone リーダー 不在 理由は一貫して保たれ続けたのでしょうか。報道各社の取材データやメンバーが過去に明かした証言から、主に3つの構造的要因が浮かび上がります。
第1の理由は、創業者である故・ジャニー喜多川氏が掲げた「全員がセンターに立てるグループ」というコンセプトです。平均年齢14.4歳という事務所史上最年少記録でデビューした彼らに対し、固定的な上下関係を排し、誰もが主役としての責任感とハングリー精神を持つよう設計されていました。特定のリーダーを置くことで生じる役割の固定化を意図的に避けたといえます。
第2の理由は、年長組である中島健人さんと菊池風磨さん(通称「ふまけん」)が持つ強烈なシンメトリー関係です。ジャニーズJr.時代から切磋琢磨してきた2人は、性格も表現のアプローチも対極に位置していました。どちらか一方を形式的なリーダーに据えるよりも、2人が両輪となって牽引するほうがグループの爆発力を引き出せると判断された背景があります。
第3の理由は、センターである佐藤勝利さんの存在感です。ジャニー氏から「誰が見てもセンター」と見出された佐藤勝利さんが中央に鎮座し、年長2人が脇を固め、年少の松島聡さんとマリウス葉さんが伸び伸びと個性を発揮する独自のバランスが成立していたため、肩書きとしてのリーダーを必要としなかったのです。