実際に広島駅を利用した旅行者の口コミやSNS上の声を検証すると、手荷物預かりに関して共通するいくつかの「つまずきポイント」が浮かび上がってきます。
「新幹線口のロッカーが全部赤(使用中)で、南口まで重い荷物を引きずって移動したが、南口も空いていなかった」「支払いが現金専用の古いロッカーに当たってしまい、小銭を作るために自販機を探し回った」といった生々しい体験談が多く見られます。また、「有人の預かり所は営業終了時間が18時〜19時頃と早く、夜のナイトクルーズや居酒屋巡りの後に引き取れなくなり焦った」というスケジューリング上の失敗事例も散見されます。
観光行動心理学の観点からも、不慣れなターミナル駅で重い荷物を抱えたまま移動することは、旅行者の認知疲労(ディシジョン・ファティーグ)を急激に高め、観光体験の満足度を著しく損なうことが実証されています。「駅に着いたら真っ先に手荷物を手放せるルート」をあらかじめ設計しておくことが、旅全体のクオリティを左右する決定的な分岐点となります。