第260話における最大のハイライトは、渋谷事変以来の再会となった虎杖悠仁と東堂葵による、両面宿儺への怒涛のコンビネーションアタックです。前話から続く宿儺との死闘において、虎杖は覚醒した「御厨子(ミズシ)」の解術と連続黒閃によって、宿儺の肉体と伏黒恵の魂の境界を的確に削り取っていました。
しかし、宿儺もまた失われつつある反転術式の出力を取り戻すべく、不完全な領域展開「伏魔御厨子」の発動を画策します。その絶対絶命の窮地に完璧なタイミングで割り込んだのが東堂葵でした。虎杖の圧倒的な打撃力と東堂の変則的な位置攪乱が噛み合い、呪いの王を確実に追い詰めていく戦況のスピード感は、読者に強い高揚感を与えました。