基幹システムから出力された月別売上データ(横方向に「4月」「5月」「6月…」と並んでいる表)をBIツールやピボットテーブルで分析するには、データを縦持ち(正規化)に変換しなければなりません。この変換をマウス操作だけで自動化できるのがPower Query ピボット解除です。
手順は極めてシンプルです。
① データ範囲を選択し、リボンの「データ」タブ >「テーブルまたは範囲から」をクリック。
② Power Queryエディターが起動したら、固定しておきたい列(例:商品名や担当者名)を選択。
③ 列ヘッダーを右クリックし、「他の列のピボット解除」を選択。
④ 横に並んでいた月度と金額が一瞬で「属性(月)」と「値(売上)」という縦の2列に展開されます。
⑤ 左上の「閉じて読み込む」をクリックすれば、別シートに整然とした縦型テーブルが出力されます。
Power Queryの最大の強みは、翌月以降に元データへ新しい行や列が追加されても、出力された表を右クリックして「更新」を押すだけで、全く同じ変換処理がミリ秒単位で再適用される点にあります。