プロ直伝の全身清拭手順!湯冷め防ぐ正しい順番と負担を半減させる新常識

プロ直伝の全身清拭手順!湯冷め防ぐ正しい順番と負担を半減させる新常識

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介護現場のスタッフ手記や在宅介護を担う家族のコミュニティでは、教科書通りにいかない生々しい悩みが多数報告されています。特に多いのが、「良かれと思って丁寧に拭いていたら、途中でガタガタと震え出してしまった」というシバリング(悪寒戦慄)の発生です。

都内の訪問看護ステーションで勤務するベテラン看護師は、次のように現場の実情を明かします。

「清拭を始めたばかりの新人や家族介護者ほど、汚れを落とそうと時間をかけて1箇所を何回も拭いてしまいます。しかし、濡れた皮膚が大気に触れている瞬間から、気化熱によって体温は急激に奪われます。大切なのは『拭くスピード』ではなく、『濡らしたら1秒でも早く乾いたタオルで水気を抑え、すぐに服やバスタオルで覆う』という連続動作です」

また、介護者の負担を劇的に減らす「裏技」として定着しているのが、電子レンジ加温タオルの活用とディスポーザブル清拭手袋の導入です。お湯を張った重い洗面器を何往復も運ぶ重労働は、介助者の腰や腕を破壊します。耐熱ビニール袋に濡らして硬く絞ったタオルを数本入れ、500Wの電子レンジで1分〜1分半加熱すれば、ムラのない高温の蒸しタオルが即座に完成します。これらをクーラーバッグに入れてベッドサイドに持ち込めば、最後まで冷めないタオルで全身を手際よく清拭できます。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。