万能に見える「My pleasure」ですが、語感の強さや格式ゆえに、使用を避けるべきシチュエーションが存在します。ネット上の解説では「いつでもどこでも使える」と紹介されることもありますが、現場感覚から外れた誤用には注意が必要です。
1. カジュアルすぎる友人間の些細なやり取り(My pleasure カジュアルの限界)
気心の知れた友人から「ペンを貸してくれてありがとう(Thanks for the pen)」と言われた際、真顔で「My pleasure」と返すと、大げさすぎて皮肉や冗談のように聞こえてしまうことがあります。親しい間柄での軽いやり取りには、「Sure thing!」「No worries!」「Anytime!」といった、より肩の力の抜けた口語表現が適しています。
2. ミスやトラブル対応に対する感謝への返答
自社の不手際や納期の遅延があり、そのリカバリー対応を行った後、顧客から「対応してくれてありがとう」と言われた場面で「My pleasure」を使うのは不適切です。「トラブル対応を楽しんでいる」と受け取られかねないため、このような場面では「We sincerely apologize for the inconvenience, and thank you for your patience.」と、謝罪と感謝を真摯に伝える表現を選択するのが鉄則です。