ネット上や週刊誌で最も多くの検索を集めた「何の病気なのか」という疑問に対し、結論から言えば、壇蜜さんが直面していたのは重度のうつ病に伴う自律神経の完全な失調でした。がんや重篤な内臓疾患といった憶測が一部で囁かれましたが、医療機関での精査を経て下された診断は精神医学領域の疾患です。
異変が表面化したのは2023年3月でした。水曜レギュラーを務めていた文化放送『大竹まこと ゴールデンラジオ!』の生放送中、言葉が詰まり途中退席を余儀なくされる事態が発生します。本人が復帰後の手記やメディア告白で明かしたところによると、当時は「睡眠を取ろうとしても脳が覚醒し続ける」「食べ物を口に運んでも喉を通らず、砂を噛んでいるような感覚に陥る」という極度の神経衰弱状態にありました。
精神科での診断を受け、医師からは即時の環境遮断と静養を強く指示されました。自宅療養では仕事や日常生活の責任感から思考を停止できず、外部からの刺激を完全に遮断できる医療施設への入院措置が取られることになったのが、一連の休養の直接的な契機でした。