加齢とともに皮脂や角層細胞間脂質の分泌量は右肩下がりに減少します。特に高齢者のすねのかゆみは多発しやすく、「老人性乾皮症」として知られています。高齢期は皮膚の厚み自体が薄くなり、外的な刺激に対する抵抗力も著しく落ちるため、より手厚いケアが欠かせません。
高齢者のすねのかゆみ改善法としては、朝晩2回の定期的な保湿ルーティンを定着させることが効果的です。下着やズボンの素材にも配慮し、化学繊維を避けて肌触りの良い綿(コットン)やシルク素材を選ぶことで、摩擦によるかゆみの誘発を防ぐことができます。すねに赤いぶつぶつが多発している場合は毛嚢炎(もうのうえん)を起こしている可能性もあるため、刺激を与えず清潔を保つ配慮が求められます。