大阪府立泉陽高校の偏差値は大手模試(五ツ木模試や馬渕教室など)の追跡データにおいて67〜68の水準に位置し、普通科単独校としては府内トップクラスの難易度を誇ります。入試制度において泉陽高校は「一般選抜」の学力検査に最も難易度が高いC問題(国語・数学・英語)を採用しており、基礎知識の暗記だけでは太刀打ちできない思考力・記述力が厳しく問われます。
大阪府教育委員会の選抜基準に基づき、同校は学力検査と調査書(内申点)の配点比率を「タイプI(7:3)」に設定しています。学力検査重視の設計であるものの、高学力層が密集する入試本番では内申点の失点が命取りになりかねません。泉陽高校入試の内申点におけるセーフティゾーンは、45点満点中41〜44、3学年合計(1年×2+2年×2+3年×6=450点満点換算)で410点以上が実質的な目安です。
気になる泉陽高校の倍率動向について、2026年入試でも1.25倍〜1.35倍前後の高倍率で推移する傾向が見られます。南大阪エリアの学力最上位層が集う三国丘高校(文理学科)からの出願変更先として受け皿になるだけでなく、「私立専願に流れず、伝統ある公立トップ環境で学びたい」という層が厚く滞留しているためです。泉陽高校の合格ボーダーラインを突破するには、難問揃いの数学C問題で確実に部分点を拾い、英語C問題の長文読解および英作文で得点を安定させることが不可欠となります。