ボディビルダー横川尚隆の現在|筋肉美の裏にある壮絶経歴と噂の深層

ボディビルダー横川尚隆の現在|筋肉美の裏にある壮絶経歴と噂の深層

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インターネット上の掲示板やSNSで絶えず議論の的となるのが、横川尚隆ステロイド疑惑の真相です。あまりにも短期間で異常な発達を遂げた肩(三角筋)の丸みや、血管が浮き出る異様な皮膚の薄さを見て、「アナボリックステロイドを使用しているのではないか」と勘繰る声が一部で後を絶ちません。しかし、この疑惑は業界の公式ルールを照らし合わせることで明確に晴らすことができます。

横川尚隆が所属し頂点を極めたJBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)は、世界反ドーピング機関(WADA)および日本アンチ・ドーピング機構(JADA)に加盟する組織です。ここでは、競技大会当日の尿検査だけでなく、予告なしで自宅やジムに検査官が訪れる抜き打ち検査(アウト・オブ・コンペティション検査)が常時行われています。歴代の王者は例外なく厳密な監視下に置かれており、彼自身も幾度となくこの過酷な検査をクリアしてきました。「筋肉増強剤なしでは到達できない領域」と思わせるほどの造形を、天然(ナチュラル)の努力と才能だけで構築したことこそが、彼の真の驚異性です。

一方で、視聴者の度肝を抜いたのが横川尚隆の借金理由です。番組『アウト×デラックス』出演時、マツコ・デラックスや矢部浩之の前で「就職するとトレーニング時間が減るから働く気がない」「食事代、サプリメント代が月数十万円かかるため消費者金融で借金した」と平然と言い放ち、借金額が百万円単位に膨らんでいた実態を告白しました。

当時の特番インタビューや自著で語られた「とにかく筋肉のことだけを考えていた。飯が食えなくなったら死ぬし、筋肉が落ちたら終わりだから金を借りた」という破天荒な生の告白は、単なるズボラさではなく、競技に対する病的とも言える優先順位の現れでした。テレビ番組特有の誇大表現も含まれていたとはいえ、生活基盤を犠牲にしてまで筋肉に全霊を捧げていた事実は間違いありません。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。