もともと福岡・博多の屋台や大衆酒場で親しまれてきた豚バラ肉文化から派生したこの料理。もつ鍋や水炊きと並ぶ博多郷土料理の新しい旗手として名乗りを上げ、瞬く間に全国へ広がった。その立役者の一角として知られるのが「博多やさい巻き串 鳴門」だ。仕込みの美しさと素材の組み合わせの妙で熱烈なファンを生み出し、食べログなどのグルメサイトでも常に高評価を叩き出している。
店頭のショーケースにずらりと並ぶ、色とりどりの野菜が巻かれた串たち。その鮮烈な色彩はInstagramなどのSNSを通じて瞬時に拡散され、若者たちの好奇心を刺激した。「選ぶ楽しさ」と「撮る楽しさ」、そして何より「裏切らない美味しさ」の三拍子が揃ったことで、従来の居酒屋料理の枠組みを一気に飛び越えたのだ。