Q1:しこりが自然治癒することはありますか?どれくらい様子を見るべきですか?
A1:風邪や頭皮の軽い炎症に伴う「反応性リンパ節炎」であれば、原因となった炎症の鎮静とともに7〜14日ほどで自然に縮小していきます。しかし、袋状の組織に老廃物が溜まる粉瘤や、各種の腫瘍性病変は自然に消えることはありません。痛みのないしこりが2〜3週間経過しても小さくならない場合、あるいは日増しに大きくなる場合は放置せず医療機関を受診してください。
Q2:子どもの耳の後ろに豆のようなコリコリした塊があります。危険なものでしょうか?
A2:幼児から小学生くらいまでの子どもはリンパ組織が活発に反応するため、虫刺されや頭皮のかき傷、軽い鼻風邪などをきっかけに大豆大ほどのリンパ節が容易に触れるようになります。しこりが柔らかくクリクリとよく動き、熱や痛みがなく元気であれば過度な心配はいりません。ただし、急速に巨大化する場合や、首全体に多数のしこりが連なって出現した場合は小児科医に相談してください。
Q3:耳の後ろが痛くて熱を持っています。受診前に冷やしても大丈夫ですか?
A3:強い痛みや熱感を伴う急性期には、濡れタオルや保冷剤をタオルにくるんで患部を軽く冷却することで、痛覚神経の過敏状態を鎮める対症療法が有効です。ただし、冷やしすぎによる血流悪化には注意し、アルコール消毒液を無理に塗り込んだり、患部を強くもみほぐしたり、針で突いて膿を出そうとする行為は細菌感染を悪化させるため絶対におやめください。