当日の現場で慌てないためには、綿密な準備と持ち物の選定が欠かせません。手ぶらで参加してしまうと、不動産会社のペースに乗せられ、確認すべき重要事項が抜け落ちてしまいます。内見の持ち物として持参すべきマストアイテムをリスト化しました。
【必須の持ち物リスト】
・メジャー(5m以上のスチール製):家具配置や搬入経路を正確に測るための生命線。
・スマートフォンのカメラ&メモ機能:梁の出っ張りやコンセント位置、水回りを動画・静止画で記録。
・図面のコピーまたはPDF表示端末:実際の寸法を直接書き込むために使用。
・方位磁石アプリ:方角ごとの実際の日当たりと風通しを確認。
・スリッパ・靴下:クリーニング前の空室は床に埃が残っている場合が多い。
・マスキングテープ:手持ち家具のサイズを床に仮止めして占有感を可視化する際に重宝。
続いて、内見当日の流れをスムーズに進めるためのスケジュール感です。見学は「1日最大3件まで」に抑えるのが鉄則となります。4件以上回ると各部屋の記憶が曖昧になり、比較検討の精度が著しく低下するためです。
基本の流れは、不動産会社の店舗、あるいは現地最寄り駅での待ち合わせからスタートします。車で物件へ向かう場合、担当者に対して「普段利用する徒歩ルートで歩いてみたい」とリクエストするのも有効な手法です。駅から物件までの道のりにある街灯の数や歩道の広さ、踏切の待ち時間などは、車移動では決して体感できないためです。
室内へ入ったら、まずは窓を開け放ち、風通しと外の音響環境をチェックします。その後、水回りの状態、収納の奥行き、スマートフォン各キャリアの電波状況(アンテナピクトの立ち具合)を順を追って確認していきましょう。