Q1:刺された直後、爪でバツ印をつけて痒みを抑えるのは効果がありますか?
A1:全く効果がないどころか、悪化の原因になります。爪を押し付けることで一時的に痛覚が痒みを上書きしているだけに過ぎず、皮膚組織を傷つけて細菌感染(とびひ等)を引き起こす危険性があります。刺された直後は患部を流水や保冷剤で冷やして血管の拡張を抑え、抗ヒスタミン成分やステロイド配合の外用薬を擦らずに塗布するのが最も確実な対処法です。
Q2:ハッカ油スプレーは市販の虫よけ剤の代わりとして十分ですか?
A2:補助的な効果に留まります。ハッカ油に含まれるメントール成分には一定の忌避作用がありますが、揮発性が極めて高いため効果は20〜30分程度しか持続しません。また、ハッカ油はプラスチック(ポリスチレン製容器など)を溶かす性質があるため取り扱いにも注意が必要です。長時間の屋外活動では、イカリジンやディート配合の医薬品・医薬部外品を使用することを強く推奨します。
Q3:同じ部屋にいても刺される人と刺されない人がいるのはなぜですか?
A3:就寝中の「呼吸による二酸化炭素の放出量」「敷布団へ蓄積する体温と湿気」、そして「足の裏の常在菌由来の匂い」の強弱が決定打となっています。特に体格が大きい人、寝る直前にアルコールを飲んだ人、靴下を脱いだばかりで足裏を洗っていない人は、蚊にとってのシグナルが周囲の人よりも圧倒的に強くなるため、同一空間でも標的が極端に偏ります。