LINEブロックの不安に付け入る最大のサイバー脅威が、SNSの広告枠や野良アプリ配布サイトで拡散される「LINEブロックチェッカー」「ブロック中メッセージ抽出ツール」といった不正アプリケーションです。
サイバーセキュリティ専門機関や大手セキュリティベンダーの公表事例を精査すると、これらのツールは100%詐欺目的のマルウェアまたはフィッシングサイトであることが判明しています。アプリをインストールしてLINEアカウントのログイン情報(メールアドレス・パスワード・二要素認証コード)を入力させた瞬間、バックドアからセッショントークンが抜き取られます。
知恵袋やSNS上には、「ブロックされているか知りたくてチェッカーアプリを連携したら、自分のアカウントから友人全員へ電子マネー購入を促すスパムが乱れ飛んだ」「突然LINEからログアウトされ、二度とログインできなくなった」という悲痛な被害報告が後を絶ちません。LINEヤフー社が提供する公式APIには、友だちのブロック状態を外部に開示するエンドポイントは存在しません。したがって、外部ツールがブロックを判定できると謳うこと自体が技術的な虚偽です。