Q1:長崎に原爆が投下された正確な時間は何時何分ですか?
A1:1945年(昭和20年)8月9日の午前11時2分です。上空約9,600メートルを飛行する米軍爆撃機ボックス・カーから投下され、高度約500メートルの上空で炸裂しました。長崎原爆資料館には、この11時2分で針が停止した柱時計が展示されています。
Q2:なぜ当初の目標だった小倉ではなく長崎に落とされたのですか?
A2:第一目標の福岡県小倉市(現・北九州市)上空が、前日の八幡空襲による残煙や意図的な煙幕、雲によって視界不良となり、米軍が義務付けていた目視投下が不可能だったためです。ボックス・カーは3回進入を試みましたが断念し、燃料切れが迫る中で第二目標の長崎へ変更しました。
Q3:長崎に投下された原爆の名前と特徴は何ですか?
A3:コードネームは「ファットマン(Fat Man)」と呼ばれ、プルトニウム239を燃料とするインプロージョン(爆縮)方式の原子爆弾でした。広島のリトルボーイ(ウラン型)に比べて球体に近い丸みを帯びた形状で、爆発威力はTNT換算約21キロトンと広島(約15キロトン)を上回っていました。
Q4:平和祈念像の右手と左手にはそれぞれどんな意味がありますか?
A4:彫刻家の北村西望氏の構想により、天を高く指差す右手は「原爆の脅威」を、水平に伸ばされた左手は「恒久の平和」を表しています。また、軽く閉じた目は原爆犠牲者の冥福を祈る姿を象徴しています。
Q5:8月9日の長崎原爆の日に鳴らされる黙祷の鐘は何と呼ばれますか?
A5:長崎平和祈念式典において午前11時2分に合わせて打ち鳴らされるのは「長崎の鐘」です。市内全域でサイレンや寺院の鐘が鳴り響き、市民や全国の人々が1分間の黙祷を捧げます。