毛束の厚みがミリ単位である触覚は、熱の影響を最も受けやすい繊細なパーツです。まず設定すべき触覚アイロン温度の適正値は140℃〜160℃です。180℃以上の高温を通すと、髪のタンパク質が変性して毛先が硬直化し、いわゆる「直角ハネ」やパサつきの原因となります。
道具に応じた使い分けも重要です。ナチュラルな曲線を作りたい場合はストレートアイロン触覚セットが適しています。毛束の中間を挟み、手首を外側へ半回転させながら後ろ方向へスッと抜くことで、自然なJカールが生まれます。挟む力を抜き、滑らせるスピードを一定に保つのが滑らかなツヤを出す秘訣です。
華やかな立体感を出したい場合はコテ触覚巻き方が威力を発揮します。推奨されるパイプ径は26mm〜32mm。毛束を中間からリバース(後ろ巻き)で1回転巻き込み、熱を1〜2秒あてたら、そのままアイロンを斜め下に引き抜きます。熱が冷める瞬間に指先で後ろへ流すように整えることで、カールがしっかりと定着し、一日中崩れない触覚ヘア巻き方が実現します。