小川彩佳の揺るぎない知性と品格の背景には、恵まれた家庭環境と徹底した自己研鑽の歴史があります。実家の父親は慶應義塾大学医学部名誉教授(耳鼻咽喉科専門医)の小川郁氏であり、医師家系・学術一家という名門の出自です。小川自身も青山学院初等部から高等部を経て青山学院大学国際政治経済学部へ進学。学生時代にはスペインへの留学経験を持ち、語学力と国際感覚を磨き上げました。
2007年にテレビ朝日へアナウンサーとして入社後、早くからその報道適性を見出され、2011年4月から看板番組『報道ステーション』の3代目サブキャスターに抜擢。メインキャスターの古舘伊知郎氏、のちの富川悠太アナウンサーの隣で、約7年半にわたり生放送の緊張感に耐え抜きました。政治・国際情勢から硬派な社会問題まで、物怖じせず理路整然とコメントする姿は、視聴者に強い信頼感を植え付けました。
その後、AbemaTV(現ABEMA)の報道番組でのメインキャスター経験を経て、「より主体的にニュースを伝えたい」という志から2019年初頭にテレビ朝日を退社。TBS『news23』のメインキャスターに抜擢されるという異例のキャリアを切り拓きました。