Q1:フジテレビの視聴率低迷はいつから本格化したのですか?
A1:明確な転換点は2011年です。東日本大震災の発生や同年の抗議デモ以降、タイムテーブル全体の世帯視聴率が徐々に低下し、2012年には日本テレビに年間視聴率首位の座を明け渡しました。以降、コア層向け編成への転換の遅れもあり、長期間の低迷が続いています。
Q2:フジテレビの番組がネットで炎上しやすいのはなぜですか?
A2:過去の韓流偏重騒動や演出上の不祥事により、ネットコミュニティとの間に強い警戒感や不信感が根付いてしまったことが主因です。また、同局が得意としていた「出演者をいじるバラエティ手法」が、現代のコンプライアンス意識や倫理観と衝突しやすい点も影響しています。
Q3:早期退職で多くの人材が抜けた後、社内体制はどうなっていますか?
A3:20代〜30代の若手クリエイターにゴールデン帯の企画を任せる抜擢人事が進む一方、番組制作のノウハウ継承やタレントキャスティングにおける交渉力の低下が指摘されています。現在は外部の有力制作プロダクションとの連携強化が進められています。
Q4:フジテレビが今後V字回復する可能性はありますか?
A4:地上波の世帯視聴率で再び圧倒的1位に返り咲くことは業界構造上困難ですが、グローバル配信向けのドラマ共同制作、強力なアニメIPの海外展開、FODのプラットフォーム拡大を通じた総合エンタメ企業としての再成長余地は十分に存在します。