ウェブ検索やSNS上において、一部で「のんのんびよりは打ち切りだったのではないか」という疑問の声が上がることがあります。しかし、出版業界の動向および公式発表資料を精査すると、打ち切り説は事実無根の完全なデマであることが明確に証明されます。
『のんのんびより』は2009年の連載開始以来、掲載誌である『月刊コミックアライブ』の看板作品として常にトップクラスの人気と単行本売上を維持し続けました。シリーズ累計発行部数は数百万部を突破し、テレビアニメも3期にわたり制作され、劇場版『のんのんびより ばけーしょん』も興行的に大成功を収めています。雑誌を牽引する絶対的エース作品を、編集部側から打ち切る合理的な理由は一切存在しません。
連載終了の真の理由は、作者・あっと氏の明確な作家性に基づき「物語を最も美しい形で完結させる」という計画的な判断によるものです。制作関係者の証言や誌面のインタビュー等からも明らかなように、作者は最初から「れんげの進級と旭丘分校の1つのサイクルの終焉」を終着点として見据えていました。商業的な都合で無理に引き伸ばすことなく、表現者として描き切るべきものをすべて描き切った末の、極めて贅沢で幸福な円満完結だったのです。