生徒手帳や学校案内を見ても、横浜緑ヶ丘高校の校則に厳しい制限事項はほとんど見当たりません。受験生が気になる「髪型やピアス等の身だしなみ基準」について、実際の校内風景を観察すると、一般的な高校とは一線を画す光景が広がっています。
まず髪色については、茶髪はもちろんのこと、インナーカラーやブリーチを施した金髪、ハイトーンカラーの生徒も珍しくありません。部活動によっては独自の活動規定(運動部などで大会前の節度ある身だしなみを求めるケースなど)が存在するものの、学校全体としてのペナルティや頭髪検査は行われません。ピアスやアクセサリー、ネイル、ナチュラルメイクについても個人の裁量に委ねられています。
学校生活に関する評判や口コミを集約すると、以下のような在校生・卒業生の本音が浮かび上がってきます。
「高校生のうちに好きな髪色やファッションを試せたことで、外見への変な執着が消えて、自分のアイデンティティを確立できた」
「最初はピアスやメイクに憧れて入ったけれど、周りのレベルが高く、みんなテスト前になると切り替えて猛烈に勉強する。外見で人を判断しない空気が心地よかった」
一方、体育の授業では怪我防止のためにピアスの取り外しが求められるほか、実験を伴う理科の授業では安全に配慮した服装が求められるなど、「自由には相応の安全配慮と責任が伴う」という実践的な指導が徹底されています。