Q1:相貌失認を病院で詳しく調べる場合、何科を受診すればいいですか?
A1:突然発症した場合は脳の病気の可能性があるため「脳神経内科」や「脳神経外科」を受診してください。生まれつきの特性として診断やカウンセリングを希望する場合は、高次脳機能障害を専門に扱う大学病院の「神経心理外来」や、大人の発達障害に対応している「精神科・心療内科」が適しています。
Q2:子どもの頃から人の顔が覚えられないのは生まれつきですか?後天的な原因もありますか?
A2:生まれつきの「先天性相貌失認」と、脳梗塞や頭部外傷などを契機に発症する「後天性相貌失認」の双方が存在します。子どもの頃から集合写真で自分がどこにいるかわからなかったり、親の顔を見失いやすかったりした経験がある場合は、先天性の脳特性である可能性が高いといえます。
Q3:無料のセルフチェックテストで高得点が出た場合、有効な治療薬や根本的治療法はありますか?
A3:現時点の医学において、先天性相貌失認を直接的に完治させる特効薬や手術法は確立されていません。そのため、無理に顔を覚えようと苦しむのではなく、声や仕草などの代替情報を使った認知トレーニングや、周囲への適切な情報開示、スマホメモなどの外部ツールの活用による「環境調整」が最も有効な解決策となります。