「手先が不器用だから、綺麗なうさぎなんて折れない」と思い込んでいる人は少なくありません。しかし、現場の折り紙作家や幼児教育の指導員が口を揃えるのは、「手先の器用さではなく、紙の角と辺を合わせる『基準点』の把握こそが成否を分ける」という事実です。
一般的な折り紙うさぎ簡単な折り方の基本工程は、わずか7〜10ステップ。慣れれば大人の手で2分半、子どもでも3分から5分程度で仕上がります。作業を難しく感じてしまう最大の要因は、「適当に折る斜めのライン」にあります。耳の角度や顔の輪郭を感覚任せに折ってしまうと、左右のバランスが崩壊し、うさぎ特有の可愛らしさが失われてしまうのです。
失敗を完全に防ぐ唯一のルールは、「すべての工程で爪の背を使ってしっかりと折り筋を圧着すること」。この一手間を惜しまないだけで、後続の工程で紙が浮かなくなり、誰でもブレのない端正なうさぎを完成させられます。