伊坂幸太郎のおすすめはどれ?初心者がハマる最高傑作と読む順番

伊坂幸太郎のおすすめはどれ?初心者がハマる最高傑作と読む順番

伊坂幸太郎のおすすめはどれ?初心者がハマる最高傑作と読む順番について見逃せない 理由を分かりやすい構成で解説いたします。

読者の間で特に検索数が高止まりしているのが、個性豊かな裏稼業の殺し屋たちが暗躍する「殺し屋シリーズ」の読む順番です。各作品は独立した事件を扱っているため、どこから読んでも一通りのストーリーは理解できます。しかし、登場人物の系譜や作中の時間軸、裏で暗躍するフィクサーの存在を十全に楽しむためには、必ず刊行順に読む必要があります。

推奨される読む順番は以下の通りです。

  1. 『グラスホッパー』(2004年):妻を奪われた元教師・鈴木が裏組織へ潜入。押し屋、自殺専門の殺し屋、ナイフ使いらが三つ巴の死闘を繰り広げるシリーズ原点。
  2. 『マリアビートル』(2010年):東京発盛岡行きの東北新幹線はやて号の車内を舞台に、不運すぎる殺し屋「天道虫(七尾)」や果てしなく邪悪な中学生・王子らが激突。ブラッド・ピット主演映画『ブレット・トレイン』の原作。
  3. 『AX(アックス)』(2017年):凄腕の殺し屋でありながら、家庭では恐妻に怯える超愛妻家「兜」の苦悩と家族愛を描く連作集。
  4. 『777(トリプルセブン)』(2026年):『マリアビートル』から続く、七尾が再び不運に見舞われる高級ホテルでの大乱闘劇。

なぜ順番が重要なのか。それは、前作で生き残ったキャラクターや、その家族、伝説として語り継がれるエピソードが、次作の重要なバックボーンとしてさりげなく配置されているためです。特に『マリアビートル』で初登場する七尾のキャラクター設定を理解せずに『777』を読むと、彼が背負う業やコミカルな哀愁の深みが半減してしまいます。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。