引っ越しやマイホームの購入を検討している方にとって、土地の歴史の調べ方をマスターしておくことは極めて実用的な自衛策となります。後悔しないための体系的なリサーチ手順をまとめました。
まずは昔の地形を住所検索し、明治期の迅速測図や低湿地データをチェックします。「谷」「沼」「池」「窪」「江」といった水に関わる漢字が地名や小字(こあざ)に含まれている場合、過去に低地や水辺であった可能性が高くなります。
さらに細かい番地単位の履歴を知りたい場合は、昔の住宅地図の無料閲覧を試みましょう。住宅地図大手のゼンリンなどの古いアーカイブはWEB上では権利関係から全編無料公開されていませんが、各市区町村の「公立図書館の地域資料コーナー」を訪れれば、昭和30年代〜平成初期の住宅地図が無料で閲覧・複写できます。これにより、購入を考えている土地が過去に工場だったのか、病院だったのか、あるいはガソリンスタンドだったのかといった履歴まで完全に特定できます。