Q1:村田英雄の『人生劇場』の歌詞にある「飛車角」とは実在の人物ですか?
A1:飛車角は尾崎士郎の自伝的小説『人生劇場』に登場する架空の侠客です。ただし、尾崎が青年期に見聞した実在の任侠・博徒たちのエピソードや気風が色濃く反映されており、極めて生々しいリアリティを持ったキャラクターとして造形されています。
Q2:『人生劇場』を作曲した古賀政男と村田英雄の関係はどのようなものだったのですか?
A2:師弟関係であり、戦友のような強い絆で結ばれていました。浪曲界の有望株だった村田の才能をいち早く見抜いた古賀は、自らの事務所に迎え入れて『無法松の一生』『人生劇場』を授け、演歌歌手・村田英雄を育て上げました。村田は生涯にわたり古賀を「人生の恩人」として敬愛し続けました。
Q3:村田英雄の『人生劇場』は何種類かバージョンが存在するのですか?
A3:存在します。1959年の初吹き込みバージョンのほか、映画の主題歌としてヒットした1963年盤、ステレオ再録音盤、ライブ盤など、年代ごとにアレンジや村田自身の歌唱の円熟味が異なるテイクが複数遺されています。特に円熟期を迎えた1960年代後半以降のライブ歌唱は、唸りと台詞の迫力が格別です。