男性がベルトを着用する際、結論から述べれば「反時計回り(左通し)」が唯一の正解です。これはカジュアルウェアだけでなく、高校生の学生服やビジネス用のスーツスタイルに至るまで、すべてのメンズファッションに共通する普遍的なドレスコードとなっています。
左右の方向について混乱しやすいのは、「自分から見た視点」と「他人から見た視点」が混同されるためです。確実に見分けるための判定基準は極めてシンプルです。
ズボンを穿いた状態で自分の手元を見下ろしてください。バックルを正面で構えた際、ベルトの帯を左腰のベルトループ(ズボンのベルトループ)へ向かって通し始め、背中側を経由して右腰を回り、正面のバックルに通す動きになります。これが反時計回りの軌道です。
正しく通し終えてバックルを留めたとき、余ったベルトの先端である「剣先(けんさき)」は、着用者自身の「左手側」に向かって伸びている状態になります。もし剣先が右手側に向かって伸びている場合、それは時計回り(右通し)になっており、女性用の巻き方、あるいは着用ミスと判断されます。