7歳のお祝いで最も親御さんの憧れが集まるのが、地毛で結い上げる「新日本髪」です。3歳では髪の長さや毛量が足りずに諦めたご家庭も、7歳になれば美しい髷(まげ)を結うことが可能になります。ここで必要となる伝統的な髪飾りの基本セットをおさらいしておきましょう。
新日本髪の主役となるのは、前挿し・中挿し・後ろ挿しが揃った「勝山かんざし(3点セット)」です。頭頂部の髷の前に大きな飾りを配置し、両サイドに小振りの挿し物をバランスよく配置します。これに加えて欠かせないのが、髷の根元に巻き付ける「かのこ(鹿の子絞り)」と、前髪の立ち上がり部分を留める「ちんころ(房付きの絞り紐)」です。ちんころの鮮やかな房が額の両脇に揺れる姿は、7歳ならではの可憐さを際立たせます。
地毛で作る新日本髪の基本的なやり方は、前髪・両サイド・トップ・バックの毛束をブロッキングし、すき毛(あんこ)を芯にしてふんわりとボリュームを出しながら形を整えていきます。勝山かんざしの付け方のコツは、土台となるすき毛と結び目のゴム部分にしっかりとピンや足部分を差し込み、ぐらつかないようアメリカピンでクロス留めすることです。しっかり固定することで、長時間のお参りでも崩れず、お子様が頭の重みや痛みを気にすることなく過ごせます。