韓国語学習者が実際に会話する現場で、ネイティブスピーカーが不自然さを感じる大きな要因が「発音の口の形」と「日本語直訳による過度なタメ口の混入」です。
まず発音面において、「ナド(나도)」と「チョド(저도)」の母音は明確に異なります。ハングルの「나(ナ)」は日本語の「あ」よりも口を縦に大きく開いて発音します。一方、「저(チョ)」の母音「ㅓ(オ)」は、日本語の「お」のように唇を丸めるのではなく、「あ」の口の開きのまま喉の奥から「オ」と発声するのが正確な音を出すポイントです。
また、「도(ド)」の発音についても注意が必要です。語頭ではないため自然に有声音化して「ド」に近い音になりますが、日本語の「ド」のように強く息を吐きすぎず、軽く平音として添えるように発音すると、一気にネイティブらしい自然なイントネーションへと変化します。
SNSやモバイルメッセンジャー(カカオトークやLINE)では、若者を中心にハングルの初声(子音)のみを抜き出した略語文化が定着しています。「ナド(나도)」を「ㄴㄷ」、「チョドヨ(저도요)」を「ㅈㄷㅇ」と表記するケースが散見されますが、これは極めて親しい間柄限定の表現であるため、公式な場や目上の人へのメッセージでは絶対に使用を避けてください。