ドラマの舞台となったロケ地も、作品の持つ温もりある空気感を形成する大切な要素でした。玄太が家族と暮らしたアパートや下町の情景は、東京都大田区の羽田・大鳥居周辺や多摩川・鶴見川の土手などで撮影が行われました。
昭和の活気と人情が残る京浜エリアの街並みは、玄太が自転車を走らせ、娘たちと手をつないで歩いた夕暮れ時のシーンに最高の情緒を与えていました。また、玄太たちが所属した「大北通信社」のオフィスは、緊迫したニュース現場のリアリティを伝えるとともに、長門裕之さん演じる楠デスクとのコミカルなやり取りが繰り広げられるホームグラウンドとして描かれました。現在でもドラマファンが下町エリアを訪れ、往時の風景に思いを馳せるロケ地巡りが親しまれています。