惨劇が襲ったのは2012年2月。首都高速道路でのバイク事故により、ケンタロウさんは高次脳機能障害や四肢麻痺という重症を負いました。当時、すでに自らも病床にあった母・小林カツ代さんは、愛する息子の悲報にどれほど心を痛めたことでしょう。自身が自由に動けない体でありながらも、息子の回復を祈り続け、最期までその存在を気かけ続けていた秘話は、ファンの涙を誘いました。
2014年に母が旅立った後も、妻・大良めぐみさんをはじめとする家族の献身的な支えのもと、ケンタロウさんのリハビリは一歩一歩進められてきました。声を発することすら困難だった状態から、自力で食事を摂り、わずかな言葉を交わせるまでに回復を遂げたプロセスは、命の力強さを物語っています。