共産党に対しては、長年のステレオタイプからくる事実誤認も少なくありません。客観的な報道検証に基づき、よくある誤解と実像を整理します。
誤解1:政権を取ったら直ちに自衛隊や天皇制を廃止するのか?
党綱領上の規定では、自衛隊や天皇条項について将来的な解消を展望していますが、これは「国民の合意が成熟した段階で、憲法改正等の民主的手続きを経て進める」という段階論をとっています。当面の連立政権(野党連合政権)構想においては、日米安保条約の即時破棄や自衛隊の即時廃止は持ち込まない方針を公式に掲げています。
誤解2:国政での議席減=地方組織の消滅なのか?
国政での議席数は1桁台にとどまるものの、地方議会における日本共産党の議員数は全国で約2,300人以上(全政党中トップクラス)にのぼります。生活相談活動や地域医療・福祉の現場における草の根ネットワークは依然として強固であり、国政調査の支持率の低さだけでは測れない「現場の生活インフラ」としての機能を一部で維持しています。