鍋を出して火を使う時間がない場合や、手元にある海苔の種類が異なる場合でも、柔軟に対応できる応用テクニックが存在します。
1. 火を使わない「電子レンジ調理法」
耐熱ボウルにちぎった海苔(全形3枚分)と水80ml、めんつゆ(3倍濃縮)大さじ2、みりん大さじ1、砂糖小さじ1を入れます。ラップをかけずに電子レンジ(600W)で約2分30秒〜3分加熱し、取り出してスプーンで素早く混ぜ合わせるだけで完成します。忙しい朝の朝食作りや少量だけ消費したい場合に最適です。
2. 余りがちな「味付け海苔」で作る場合
お弁当用や小袋の味付け海苔を大量に消費したい場合、味付け海苔にはすでに砂糖、醤油、塩分が付着しています。そのため、調味料の配合から砂糖を半量(または不使用)にし、醤油の量も2〜3割減らすのが味を破綻させない鉄則です。そのまま基本レシピの分量で作ると塩分過多になりやすいため注意してください。
3. 旬の味覚「生海苔(板海苔にする前の原藻)」で作る場合
冬から春先にかけて出回る生海苔(生のり)を使用する場合は、流水で数回洗って細かい砂や異物を落とし、しっかりと水気を切ります。生海苔自体に豊富な水分が含まれているため、調味液に加える水の量を通常の3分の1(50ml程度)に抑え、弱火でじっくり10〜15分ほど水分を飛ばしながら煮詰めることで、生海苔特有の圧倒的な香りと滑らかなとろみを楽しめます。